フェズ、リテールデータ活用型商談ソリューション「Urumo Shopper」に予算管理機能を拡充

フェズ、リテールデータ活用型商談ソリューション「Urumo Shopper」に予算管理機能を拡充

リテールDXを推進する株式会社フェズ(本社:東京都千代田区、 代表取締役:伊丹順平、以下フェズ)は、バイヤー様とメーカー様のためのデータ活用型商談ソリューション「Urumo Shopper(ウルモ ショッパー)」にて、7月20日より新たに予算管理機能の提供を開始しますので、お知らせいたします。

これにより、特に小売店様では、日々刻々と変動する売上実績データと予算データを瞬時に比較・分析できるようになり、大幅な業務削減や目標達成に向けた施策の早期着手等が実現できます。


■ データ活用型商談ソリューション「Urumo Shopper」について

「Urumo Shopper」は、小売店様とメーカー様の分析業務を削減すると共に、バイヤー様と営業担当者様の商談を共通データで効率化するツールです。

従来型の本部商談では、バイヤー様とメーカー様がそれぞれの目標達成に向けそれぞれのデータをもとに仕入や販促の交渉を行なっていました。また、バイヤー様は複数のメーカー様から各社各様のデータやフォーマットによる提案を受けた後、情報を整理し直し比較検討した上で意思決定をしなければなりませんでした。

こうした非効率をなくし、バイヤー様とメーカー様が“データを共通言語”にして合理的な商談をできるよう開発したのが「Urumo Shopper」です。「Urumo Shopper」では、国内最大級のリテールデータプラットフォーム「Urumo」をベースに、ID-POSデータやアプリデータ、各種販促データを活用した「商品分析機能」や「施策管理機能」を提供してきました。




■ 新たに追加した「予算管理機能」について

既存のID-POS分析ツールには予算をインプットできるツールが少なく、予算と実績を比較するためには、分析ツールから抽出した実績データと手元の予算データを照らし合わせる必要がありました。このため、単一ツールで作業が完結できず、膨大な実績データの抽出に時間と手間が発生していました。

今回「Urumo Shopper」に予算データがインプット可能となり、こうした課題を解決できるようになります。新しく追加した「予算管理機能」には主に3つの効果があります。

① 瞬時に予実比較が可能、大幅な業務効率化を実現

小売店様が管理されている目標数字を「Urumo Shopper」にインプットいただくことで、日々変動し続ける実績データと予算データを瞬時に比較・分析できるようになり、大幅な業務効率化を実現できます。

② 目標と売上見込との乖離を瞬時に把握、達成に向けた施策の早期着手を後押し

売上見込データも瞬時に把握可能となり、目標との乖離状況に応じたリカバリ施策を早期に検討・着手しやすくなります。

③ 小売店様・メーカー様が共通の目標に基づき商談可能

予算管理機能は、メーカー様にもご利用いただけるため、共通の目標数字を確認しながら商談することが可能になります。



■ 事業責任者のコメント(株式会社フェズ プロダクト開発部 Urumo Shopper事業責任者 小池悠太)

「Urumo Shopper」は2022年5月に提供開始して以降、大手ドラッグストアチェーン様を中心にご活用いただき、ご意見をいただきながら機能の追加や改善を続けています。ご利用いただいている営業本部長様やバイヤー様からは、

「週次の振り返り会議でUrumo Shopperを使っています。共通のKPIを部署横断でパッと振り返ることができ部署間の連携がスムーズになりました。」

「毎日見るデータや、毎週作る資料作成に必要なデータ抽出作業のストレスから解放されました。商談は確かにメーカーの資料ありきになってるので、正しい商談判断のための活用を進めていきたいです。」

といったお声をいただいています。今回の「予算管理機能」追加に留まらず、今後は、顧客分析機能やバイヤー様とメーカー様のコミュニケーション機能を軸にソリューション強化を行い、小売様、メーカー様双方の事業拡大に貢献していきたいと考えています。

人手不足や消費環境の変化等を背景に、リテール業界では益々データを活用したDXの推進による業務改革が求められています。フェズでは、引き続きリテールデータプラットフォーム「Urumo」をベースとしたソリューションの開発に注力し、リテール業界の課題解決に貢献してまいります。


(プレスリリースはこちらからもご覧いただけます。)



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