フェズ、店頭での施策実現と店頭の状態をデータで可視化する「ラウンダープラットフォーム」を提供開始

フェズ、店頭での施策実現と店頭の状態をデータで可視化する「ラウンダープラットフォーム」を提供開始

小売業界のDXを推進する株式会社フェズ(本社:東京都千代田区、 代表取締役:伊丹順平、以下フェズ)は、店頭での施策実現と店頭の状態をデータで可視化する「ラウンダープラットフォーム」を、4月12日(月)より提供開始することをお知らせします。

「ラウンダープラットフォーム」は、従来のラウンダーが行う店頭実現作業に加え、ラウンダーが巡回した店舗において、店頭の状態や商品の展開状況をチェックしデータで可視化するサービスです。さらに、店頭で取得したデータと購買データを紐づけることで、実店舗で売上が伸びるファクトを解明し、「より売り上げが伸びる店頭づくり」の実現を目指します。

ラウンダーとは、メーカーから依頼を受け、対象商品の店頭での売場構築や売場整備を目的とし、陳列、商品補充やPOP等販促物の設置、売り場メンテナンス等の業務を行います。フェズは2020年12月に小売を中心とした店頭でのラウンダー業務を行う株式会社ファイブシーユー(本社:東京都中央区、 代表取締役:内田正信、以下、5cu)を完全子会社化しております。



■「ラウンダープラットフォーム」特徴

① 店頭の状態をデータで可視化。購買データと連携し「より売り上げが伸びる店頭づくり」を実現
ラウンダーが取得した店頭データと小売事業者の購買データを連動させ、店頭における売上拡大に繋がるファクトを解明します。さらに、それらの分析に基づいた店頭改善を継続的に行ない、「より売り上げが伸びる店頭づくり」の実現を目指します。
例えば、「対象商品の店内での展開場所や展開状況と売上の関係性」や「POP等の販促物の有無や設置状況が売上に与える効果」、「ラウンダー施策を行った前後での対象商品の売上推移やラウンダー実施・非実施店舗での売上の差」、「売上に寄与する店頭施策の抽出」等、店頭の状態をデータで明らかにし、売上拡大に繋がるファクトを可視化します。

② コストパフォーマンスよく施策実施が可能
通常は、メーカー各社がそれぞれラウンダー事業者に業務を依頼するケースが多いですが、「ラウンダープラットフォーム」は、複数メーカーからラウンド業務を募り、各作業量に応じてラウンダー費用を設定します。ラウンダーが巡回する際に、複数メーカーの業務を行うため、コストパフォーマンス良く施策を実行することが可能です。

③ メーカーと小売事業者との関係値構築に寄与
「ラウンダープラットフォーム」は、ラウンダーが定期的に店舗を巡回し、店頭を改善し続けるサービスであり、中長期の取り組みとなります。
また、可視化したデータを元に、月次でレポートを提出します。レポートを元にメーカーと小売事業者による商談が行われ、共同で「より売り上げが伸びる店頭づくり」に向けた取り組みが行われることを目指します。


■ 今後について

今回提供を開始する「ラウンダープラットフォーム」では、「セールスリフト(※)」の重要ポイントである「小売の店頭」での施策実現性を高めるだけでなく、店頭の実現状況をデータで可視化することが可能になります。フェズが昨年10月に提供を開始した逆算型OMOプラットフォーム「Urumo OMO(※)」と連動させることで、広告販促効果と店頭の実現状況がデータで可視化でき、「広告×販促×店頭」の効果分析が一気通貫で可能となります。

今後も、フェズは「小売業界の変革パートナーとして、 日本の消費を元気に。」するべく、ソリューションを強化してまいります。


※小売事業者と連動するデータは、各小売様より許諾を得た際に利用が可能です。
※セールスリフト・・・小売及びメーカーの売上構成要素を向上させること。
※「Urumo OMO」・・・「Urumo OMO」は、小売業界においてオンラインデータに加え、オフラインの購買データや位置データ、店頭データから逆算し、小売及びメーカーの「セールスリフト」をワンストップで実現させる逆算型OMOプラットフォームです。(関連プレスリリース

(プレスリリースはこちらからもご覧いただけます) 


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