【キャリア採用】リテールメディア事業本部 プロダクト開発部長兼テクノロジービジネス推進部長/青野 紳三郎(2017年5月入社)

【キャリア採用】リテールメディア事業本部 プロダクト開発部長兼テクノロジービジネス推進部長/青野 紳三郎(2017年5月入社)
目次

これまでのキャリアを教えてください。

2014年に新卒でグーグル合同会社に入社し、中小企業向けの広告営業を2年間、「Googleショッピング」のプロダクト責任者を1年間担当していました。その後フェズへ入社し、メディア事業、マーケティング、プロダクト開発と様々な業務に携わり今に至ります。

主に、プロダクトの開発や推進を担当することが多かったですね。


フェズへの入社理由は?

将来、自分でビジネスを興すことを目標としていたので、自分で事業を育てられる環境が魅力的だと感じ入社しました。
社長の伊丹さんは、グーグルで一緒に仕事をしていた先輩なんです。伊丹さんが起業すると聞き、若いうちから事業の立ち上げや会社全体を見渡せるポジションで働きたいと思っていた私にとってチャンスだと思いました。


現在の業務内容は?

プロダクト開発部の部長として、「Urumo Ads」のプロダクト責任者をしています。具体的には、「Urumo Ads」を成長させるマイルストーンを描いたり、プロダクトの仕様を決めたり、チームのオペレーション構築を行ったりしています。

「Urumo Ads」は、リテールデータプラットフォーム「Urumo」をベースに、配信したデジタル広告が来店や購買にどのくらい効いたのか、効果検証できるソリューションです。効果検証のために必要な購買データ等を仕入れるという点で、小売事業者様と向き合うリテールDX本部と、連携させていただいたリテールデータを分析・活用するという点で基盤開発部と、そして、「Urumo Ads」をメーカー様等に使っていただくという点で、営業や運用チームと連携しています。

社内外のたくさんの方々と一緒に、プロダクトを育てているイメージですね。


1日の平均的なスケジュールを教えてください。

朝は9:00、10:00ぐらいから働き始めます。

日中はMTGメインで過ごし、夕方以降からは自分の作業時間です。

悩んだり、思考が詰まったりしたときは、散歩や銭湯、スパに行きながら考えごとをするのがMyルーティーンです。



仕事のやりがいや嬉しかったことは?

事業開発における0→1の立ち上げフェーズと1→10の育成フェーズを両方経験でき、それを自ら手がけているという実感が得られることがやりがいです。「自分がいなかったらこの“1”は生まれなかった」「自分がいなくてもプロダクトが回り始めた」と感じられたときは、大きな達成感がありました。

プロダクト開発では、スタートする前のユーザーインタビューだと聞けない本音が、プロダクトリリース後のフィードバックで聞けることもあります。クライアントから言われたことを形にするのではなく、潜在的なニーズや課題を探り、使いたいと思っていただけるプロダクトを提供できるか。これが、プロダクト開発の醍醐味だと思っています。

また、チームづくりでは、各メンバーの得意な部分を組み合わせ、強い組織になってきたことも感慨深いです。トッププレーヤーや役職者だけが活躍するチームではなく、一人ひとりが力を発揮できる組織に成長してきた実感があり、やりがいを感じますね。


一番の失敗は?

前職までの過去の常識で、仕事をしてしまったことです。
私自身は、影響度が大きいメディアにいた人間。前職では、「Googleの商品です」と言えばよかったのですが、スタートアップやベンチャー企業では通用しません。ちょっとした前提が、当たり前じゃないことを意識しなくてはいけない。人は過去の自分のキャリアを基に期待値を設定してしまいがちです。前職の当たり前に引っ張られず、今どうするべきかを考えることを大事にしています。


フェズの好きなところは?

社員それぞれが、自分の評価を上げるためではなく、お客さまや業界にとって価値があるかどうかで動いているところ。相手の立場を尊重できるメンバーがとても多いため、人間関係のストレスは無いですね。


フェズで挑戦したいことは?

リテールデータプラットフォーム「Urumo」のソリューションを、リテール業界の主流にすることです。「売上向上を目指すなら『Urumo』を使おう」と思っていただけるよう、プロダクトを発展させていきたいです。


人生において挑戦したいことを教えてください。

グローバル水準で価値があるものを生み出したいです。

せっかくベンチャーで0→1の立ち上げフェーズを経験できたので、国内に留まらずグローバルで価値提供できるようになれば、世の中に貢献できた感覚が得られると考えています。

生活者にとって小さなプラスの体験が積み重なってくれば、より良い世の中になるのではないでしょうか。そんな世の中になるよう、日々自分の業務の8割以上を、プロダクトを磨く時間として使うことが理想ですね。