【エンジニア採用】リテールメディア事業本部 テクノロジービジネス推進部 テクノロジービジネス推進グループ マネージャー/福田 大賀(2017年10月入社)

【エンジニア採用】リテールメディア事業本部 テクノロジービジネス推進部 テクノロジービジネス推進グループ マネージャー/福田 大賀(2017年10月入社)
目次

これまでのキャリアを教えてください。

高専の情報工学科に入学し高校1年の頃からプログラミングを学び、大学も情報通信の学科に編入。大学卒業後は主に公共系のシステム開発を行う京都の会社に入社し、役所向けのパッケージシステムを開発する部門で、システムエンジニアとして開発・設計・テスト・運用など幅広く経験しました。
その後、より技術的にも最先端で、業界の動きが速い環境で仕事をしたいという気持ちが強くなり、2017年にフェズへ転職しました。


フェズへの入社理由は?

当時、転職先を探していた条件は、スタートアップであること・マーケティング関連のしごとがあることでした。立ち上がって間もないフェーズで何でも挑戦できる環境を探しており、広告・マーケティング事業などにも取り組むフェズがマッチしました。新しいスキルも身に着けたく、エンジニアとしてもマーケティング領域に入っていけることに興味をもち、フェズへの入社を決めました。
京都からの転職活動だったのですが、当時は2017年。Web面接が当たり前ではなかったので、リモートで面接が受けられるフェズは新鮮でした。



現在の業務内容は?

フェズの各種業務の源泉となるデータ基盤を構築しています。
データ基盤グループとデータ利活用グループで役割が別れていますが、私はより利用を推進するデータ利活用グループで、グループマネージャーをしています。

小売事業者様のデータをフェズがより適切・安全に利用できるよう調整・構築することがメインミッションです。データの連携方式を検討し、先方と調整する役割を担っています。もともとデータ基盤の仕組み自体の構築をゼロから担当していましたが、最近は仕組みが形になってきて、データ基盤グループも立ち上がったため役割を分け、私は各所との調整業務やチームマネジメントに重点をおいています。

具体的には、データの仕入れという点で小売事業者様の開拓を担うビジネス側の小売DXチームと、データ活用という点で「Urumo Ads」や「Urumo Shopper」等プロダクト側のチームと連携しています。プロダクトの仕様に合わせたデータ加工のリクエストや、利用者側の観点からフィードバックをもらい開発につなげています。取り扱っているのはデータですが、事業に直結するデータであるため通常のプロダクト開発と似た開発アプローチとなっています。


1日の平均的なスケジュールを教えてください。

9:00〜18:00がメインの勤務時間ですが、時期によっては22:00頃まで長時間稼働したり、朝の時間を使って稼働することもあります。
1日の始まりに作業整理しタスク管理、メンバーのコードレビューや相談に回答します。日中はMTGが中心で、スキマ時間に引き続きコードレビューや相談に乗ってることが多いため、自分の作業は夕方以降になりがちです。個人タスクとしては、様々な部署との連携や調整が多く、要件や仕様をドキュメントにまとめる作業が多いです。

チーム定例は、毎週火曜日。アジャイルの手法の一つとしてスクラムを使っており、1週間単位のスプリントにてレビューとプランニングを行っています。加えて、毎朝「スタンドアップ」と呼んでいる、15分ぐらいのチームMTGを行い、日々のToDoや課題を確認するルーティンです。



仕事のやりがいや嬉しかったことは?

クライアントの反応が実際に見え、意見を交わしながら開発できることは大きなやりがいの一つです。みんなに使ってもらえるものに携わり、影響の大きいミッションを担うことは、責任とやりがいを感じます。

印象的だった仕事は、クライアントとタイアップしたプロダクトをリリースしたことです。プロダクトの仕様にエンジニア目線で要件提案することを意識しました。要件定義から運用フェーズまで責任をもって携われたのは初めてでしたので、非常に貴重な経験でした。失敗もありましたが、それを乗り越えたことで社内表彰もいただきました。苦労した経験が評価につながったのでとても印象に残っています。

また、知らないことや新しいことに、多方面で触れることができ、楽しさを感じています。トライさせてもらえる環境は魅力的ですね。




失敗談や悔しかったことは?

データ基盤を構築し、活用の初期段階で大きな失敗をしました。最初のころは、安定性のある仕組みが作れておらず、メンテナンスを自分で行う一人運用の状態。エラーに対して正しい対処ができておらず、多方面へ影響のある障害を出してしまいました。仕組み自体の反省もありましたし、検知しきれなかったことや、検知した後の対応にも課題がありました。そこから、短期的には欠損箇所を洗い出しリカバリーを実施、その後も継続的に、安定的な運用ができるよう、仕組みの改善を行い乗り越えました。


フェズの好きなところは?

何かを始めること、チャレンジすることに前のめりな人が多いところですね。新しい取り組みやチャレンジを応援する人が多いのが好きなところです。自分のやりたいことに寄り添ってくれる会社だと感じています。逆に手を広げすぎる点は要改善ですね(笑)


フェズで挑戦したいことは?

個人としての成果はある程度出せましたし、スキルがついてきたので、次のステップとしてはピープルマネージメントだと思っています。部署、チームを持って組織をつくるだけでなく、人を育て次のステップにあげていけるようになりたいです。また、部長や事業長を目指し、自ら事業を創っていくことに挑戦したいです。


人生において挑戦したいことを教えてください。

事業を興す等、自分でなにか新しいことをしたいです。独立するのがいいのか、フェズで新規立ち上げを行うのか、やり方の選択肢はたくさんあると考えています。フェズの子会社における社長というポジションに挑戦しても面白そうですね(笑)
誰かにきっかけや気づきを与えられる人になりたいと思っています。