【導入事例】ホーユー、最適セグメント分析による広告配信で購買CPA30.2%改善 Yahoo! JAPANのビッグデータと「Urumo Ads」購買データを活用 ― 興味関心層への配信結果比較で、購買率5.6%向上・リーチ単価28.6%改善も実現―

リテールメディア事業等を展開する株式会社フェズ(本社:東京都千代田区、 代表者:代表取締役 赤尾 雄司、以下「フェズ」)は、リテールメディアソリューション「Urumo Ads(ウルモ アズ)」にて2024年2月よりLINEヤフー株式会社と連携し、Yahoo! JAPANのビッグデータを活用した最適セグメント分析を提供してきました。最適セグメント分析では、「Urumo Ads」施策実施前に、「Urumo Ads」が連携する複数の小売企業様の購買データとYahoo! JAPAN上での興味関心・検索動向等のビッグデータを活用し、生活者の特徴分析や量・質を担保した最適な配信セグメントの特定が可能です。
この度、ホーユー株式会社様のコンシューマー向けヘアカラーリングブランド「CIELO(シエロ)」の「シエロ カラートリートメント」にて、最適セグメント分析を活用した広告配信をご導入いただいた結果、一般的に関連度が高いと思われる興味関心セグメントへの広告配信結果との比較において、購買CPA30.2%改善・購買率5.6%向上・リーチ単価28.6%改善と大きなプラス効果が得られました。
導入の背景
ホーユー株式会社様では、ブランドのマーケティング活動において、より費用対効果が高く購買(売上)に繋がる広告施策を検討される中、高精度な購買ターゲティングが可能な「Urumo Ads」にご興味をお持ちいただき、2023年10月より継続的にご利用いただいております。
シエロ カラートリートメントは、成長するカラートリートメント市場の中で、新規顧客の獲得を強化していました。その中で、広告配信においては、効率性を高めようとすればするほど配信ボリュームが少なくなってしまうという課題がありました。こうした中、「Urumo Ads」の購買データとYahoo! JAPANのビッグデータを活用することで、配信ボリュームと質の両方を担保できる最適セグメント分析をご導入いただきました。
施策の概要・流れ
1)分析対象者の抽出
「Urumo Ads」が連携する全国15の流通企業様のID横断型購買データから、「シエロ カラートリートメント」を実店舗で購入した実績を持つユーザー群A・一般的な流通会員サンプルユーザー群Bを抽出。
2)集計・分析
A・Bのユーザー群について、LINEヤフー社の持つYahoo! JAPANユーザーの属性(デモグラフィック)や興味関心、検索動向等のデータをもとに、購買ユーザー群Aに特徴的なセグメントを分析。量と質を担保した広告配信に最適なセグメントCを特定。
3)施策実施
セグメントCに対し、「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」を用いて広告を配信。
比較対象として、一般的に親和性の高いと思われる「ヘアケア・サロン・美容」に興味関心があるセグメントDにも広告を配信。
施策の結果
一般的に親和性の高そうな「ヘアケア・サロン・美容」に興味関心があるセグメントDに比べ、『最適セグメント分析』によるセグメントCの方が、購買率が5.6%高く、リーチ単価も28.6%抑えることができました。また、今回の施策の重要KPIであった「購買CPA」は、30.2%抑えることに成功しました。
ご担当者様のコメント
ホーユー株式会社 コンシューマーマーケティング本部 LTV推進室 CRMメディア課 係長/竹生真太郎氏
当社が「Urumo Ads」を活用した理由は、購買データに基づく精緻なターゲティングが可能である点と、それぞれの媒体間の効果を購買という最重要指標において客観的に比較・検証できる点にあります。 コンシューマーブランドにとって、購買者に直接的にアプローチできることは大きな価値があります。さらに、LINEヤフー様がお持ちのYahoo!データと「Urumo Ads」の購買データを組み合わせることで新たなターゲティングが実現し、成果を確認することができました。
今後も先進的なターゲティングや検証手法に積極的に挑戦していきたいと考えています。
フェズでは、引き続きリテールデータプラットフォーム「Urumo」をベースとしたソリューションの開発やパートナー企業様との連携強化を通じて、リテール業界の課題解決に貢献してまいります。