メガバンクから設立1年半のフェズに私が転職した理由。広報・佐藤

入社理由
メガバンクから設立1年半のフェズに私が転職した理由。広報・佐藤
目次

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メガバンクから設立1年半のベンチャー企業へ
2017年4月に入社し、180度キャリア転換をした佐藤にインタビューしました。

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多面的な人に憧れ入社した銀行。「ここなら」という直感が働いた。

(水光)メガバンクからベンチャーって結構珍しいキャリアパスだと思うんだけど、そもそも就活のときの軸って何だったの?

(佐藤)私の就活の軸が「人と関わるのが好き」だとか、正直なところ「お金を稼ぎたい」だったので、大企業に入りたいなと思っていたんです。

つまり、自分と雰囲気の合うところが良かった。だから業界を基準に選ぶというよりは、「ここいいな」と肌感で感じた企業を受けていました。

前職に入社を決めたのは、会う方が皆おもしろい方達ばかりで、直感で「入りたい」と思ったから。
銀行はもともと苦手で遠い存在という先入観があったからこそ、その価値観が覆されたのかもしれないですね。


(水光)どういう人をおもしろいって思うの?

(佐藤)自分の意志をしっかり持っている人。ひとの意志を尊重して応援できる「多様性を受け入れる柔軟な心」を持っている人。経験やスキルなどの”面”が多い人。

「やりたい」という意志を持っていて、且つ、ひとの「こんなことやりたいんだよね」という意志に「それいいね!」と言えるのって、いいですよね。


”面”が多い人、というのは「尊敬する人」にも当てはまります。

フェズに入ってから感じたことですが、”経験の引き出し”が多い人って「どう生きたらそんなに引き出しが増えるんだろう」って思います。

企業に関係なく、ひとつのことを長く続ければ専門性も身に付くし、その分野で秀でますよね。もちろんそれも尊敬すべきことですが、そういう人が例えば全く違う分野の知識や技術を持っていたら、もっと凄いと思う。

採用の過程で会った先輩方は銀行以外の”引き出し”を持っていたし、自分の経験を自分の言葉で沢山話せていて。こんなに色々な視点、考え方を持った人と働けるなら凄く楽しいだろうなーと思って。

それが三井住友に入った理由であり、自分が尊敬する理想像でもあります。



ライフイベントに左右されない仕事=独立か、転職か

(水光)転職を考えるようになったきっかけってあったの?

(佐藤)銀行にいた時から、独立したいと思っていたんです。なぜかというと、大企業はキャリアパスが長いなと感じていて。

30代くらいで結婚して子どもを産みたいと考えた時に、じゃあそのとき自分は会社でどのポジションにいるのかなと。

異動は3年ごとにあって、希望している部署に次の異動で行けないことは当時、既に分かっていました。また次の3年を待ってからとなると、そのとき私はもう28、9歳くらいになっている。30代で希望の部署に行けるとしても、自分のライフイベント(結婚・出産)と重なっている可能性があるし、仕事に没頭するのは難しいのではと思ったんです。

ライフイベントに左右されにくく、自分でコントロールできるキャリアとして、独立を考えていました。


(水光)独立したいと思っていて、どうしてフェズに?

(佐藤)正直いうと、はじめは経営者の話を聞きに行くくらいの軽い気持ちだったんです。だから面接だとも思ってなくて(笑)

その時の話の流れで、独立してやりたいことを話していたら、伊丹さん(社長)がホワイトボードを使って思考を整理してくれたんですよね。

他の経営者に自分がやりたいことを話すと否定されることが多かったので、まず話を肯定してくれて、その上で自分では気づいていなかった発見まで得ることができて、この人すごいなって思ったのがきっかけの一つですね。

銀行にいると、企業から上がってきたキレイな数字しか見れないけど、事業会社なら、そこに至るまでのプロセスや経営者の頭の中を知れるんじゃないか。

将来、自分が独立するとき、「自分が選択の局面に立たされたとき、どういう選択肢があるのか、何を選ぶのがベターなのか」フェズなら実際に学んで成長できると思ったので。


業務をまたいだ好奇心にも「いいよ」と言ってくれる経営陣

(水光)だから、経営企画、メディア、広告と、事業部をかなり横断して色々なことに携わっているんだね。

(佐藤)入社の面接で「独立したい。経営を学びたい」って伝えたから、「数字だけじゃわからない部分も学んでほしい」との計らいで、経営企画室での財務、経理のメインの仕事だけでなく、人事・広報のサポート、メディア、広告など事業部の仕事もさせてもらっています。


(水光)色々見て勉強できる反面、すごく業務量増えているんじゃないかって心配になるけど、いつも楽しそうに働いているよね。

(佐藤)経営陣の方々との距離が近くて、多方面に首を突っ込んでも受け入れてくれるのですごく楽しいです(笑)。

好奇心が強いので、これが聴きたい、あの会議に出たいとかいろいろ思うんですけど、「これ私が入っても大丈夫なのかな…」という遠慮もあって。

それでも「いいですか?」と訊けば「いいよ」って言ってくれる。そこが凄くいいなって思います。




ベン図の中心

(水光)最後にフェズの魅力とは?

(佐藤)フェズの魅力は多様性です。言うなれば、皆のベン図の中心!皆異なるバックグラウンドや様々な視点、経験があって。その皆の中心でうまく重なっている部分がフェズ。

全部違う輪で構成されているから、自分自身の(ベン図の)輪を少しずらすだけでまた違った世界を見れるんです。自分がどう動くかによって、そのベン図の構成を無限大に変化させることができる、良い意味で未知数。

だからこそ、フェズにおいては個人の影響も大きい。誰かがちょっと動きを変えたらフェズとしての形も少しだけ変化する。個人がフェズの在り方を変える。

一緒にみんなで形を変えていける、それがフェズって感じかな。