様々な業種を経験した私だからわかる、挑戦してみることの大切さ。経理財務・難波

入社理由
様々な業種を経験した私だからわかる、挑戦してみることの大切さ。経理財務・難波
目次

はじめまして。

経理財務部に入って6カ月目になる難波美帆(なんば みほ)です!

みなさん経理職というとどんな人が多いイメージでしょうか?

真面目そう、細かそう、融通が利かなさそう、1つのことをコツコツ、、などそんなイメージをお持ちの方が大半を占めるかもしれません。

フェズで経理を生業とすることに決めた私は、そんなイメージに相反するような人生を送ってきたように思います。(仕事は至って真面目に!やっています。)


フェズに入る前のキャリア・人生(過去)

フェズに入社する前の私のキャリア・人生はざっとまとめて以下の通りです。

・某とんかつ屋さんの店長

・地方農家生活

・タイ式マッサージスクール卒業後に温浴施設でセラピスト

・建設不動産ベンチャー企業でのバックオフィス全般


一体何をしたいんだ、と思いましたよね?笑

私はやりたい仕事をやりたいと思った時に挑戦できたことに、ひとつも後悔していません!

当時私が何を思い、選択してきたのか少しお話しできればと思います。


①新卒で働いた某とんかつ屋さんの店長

新卒で働いた会社で人生が決まる、だなんていう人もいるけれど、人生長いのに1つの会社だけにとらわれたくないと私は思っていたし、最初の会社を選ぶ基準として、小さい単位の中で経営というものがどういうものなのかをまず知りたくて、人・モノ・金の一通りの経営を経験できる店長職を選びました。

左手が空いているなら左手も使えと言われた(私は右利き)あの地獄のような毎日には二度と戻りたくないけれど、気づいたら点が線になっているように、どの経験も自分の思いを乗せて取り組んでいたら無駄なことはないと思えるようになりました。


②青森、岡山での農家生活(+酪農)

とんかつ屋を退職してからの半年間は、とにかくやりたいことをやってみようと住み込みで働ける農家に行くことに。昔に家の庭いじりで野菜を育てていたこともあって、ずっとやってみたい仕事でした。そこは毎日いろんな人が入れ替わり立ち代わりで仕事を手伝いに来るような環境でした。また、食事と住む場所を提供してもらう代わりに無給での仕事でした。

こちらも想像以上の重労働で、来て2日目の夜には、帰りのバスのチケットを調べたくらい、しんどかったです。ただ、それでも自分の好きなことを仕事にしている人と沢山出会ったことで次の夢を考えるきっかけを得ることができました。自分のやってみたいこと・気になっていることを毎日のように話すたびに、「やってみたら」と背中を押してもらい、その未来の道筋を作る後押しになったと感じています。


③ タイ式マッサージスクール卒業後に温浴施設でセラピスト

農業生活を終えて数カ月通ったスクールの卒業試験にも合格し、仕事として挑戦してみようとエステ業界へ。前職のこともあり、時間に縛られず、自分の実力がそのまま表れる働き方がしたくて業務委託を選択。この仕事だけでは食べて行けなかったので、全部で3つの仕事を掛け持ちしていて忙しかったけれど、全部自分がしたくてやっていたことだったので毎日がとても充実していました。


④ 建設不動産ベンチャー企業でのバックオフィス全般

ここでは社会人として1番長い期間を過ごしてきました。営業兼社長、一級建築士、そして私のそれぞれ何の関係性もない3人から始まった会社です。社長と1対1で仕事することも多く、価値観の違いで散々ぶつかってきましたが、お互いに分かりあう努力をやめなかったことで5年間会社を潰さずに少しずつ拡大していけたこと、そして会社というものの経営を間近で見られたことは私の財産になりました。

今はベンチャーに入ることに対して抵抗がない人は多いと思いますが、創業から3年以内に倒産する会社は70%、10年以内だと90%と言われるほどリスクが高いことを知っていますか?社長の傍で仕事していた私は、口座にあと6万しかないです!というように、常に倒産のリスクと隣り合わせで仕事をしていたので、会社を存続させるために1人1人の力が本当に重要であることを実感しました。

何が正解なのかわからないまま作り上げてきたものがなんとなく形になってきた頃、自分の力が目に見える形でほしいと思って簿記学校に通い、簿記2級を取得。事務としてなんのキャリアもない私が、営業事務、経理総務、人材採用(時には現場仕事まで)の全てを経験させていただき、この会社で評価してもらって、年収も自分が望んでいた以上に上がりました。

その一方で、先輩のいない中作り上げてきたこの形がほかの場所で通用するのか、もっと他の世界を知りたいという思いが強くなり、自分を力を試せる場所を求め、退職を決めました。


フェズとの出会い

入社当初の上司と

次の仕事は、経理として専門性を高めながらステップアップできそうなところ、事業は自分が興味のあるメディア・出版・IT関係、そして1番は前職が少数精鋭でやっていたので、全員の顔がわかるくらいの規模で、お互いに尊敬し信頼しあえる仲間と目標に向かいながら仕事ができる環境がいいと思っていました。

フェズはエージェント経由で知り、一次面接で上司の金澤さんと話した時、

「結構大変っすよ。大丈夫?」なんて軽く脅されましたが、前職での境遇が似ていたこともあって、先輩ではあるけれど同志として頑張れそう!と思ったのを覚えています。

フェズの「上場」という目標に向かう中で経理としてのキャリアが積めたら、今の私にとって大きな自信になると思ったし、何より面接の際、伊丹さんに

「自分の成長のために会社を利用してほしい」と言っていただいて、会社だけでなく個人の成長も考えてくれる文化があると思えたことでフェズに入社を決めました。


フェズに入ってから(現在)

経理部の同僚と

会話の中で出てくるIT用語は1つもわからず、 仕事のスピード感に圧倒され頭の中が?で埋め尽くされる毎日。

優秀な仲間と働けて嬉しいと思う反面、それぞれに明確な目標があったり、人への配慮が素敵なあの人や挨拶が素敵なあの人など、周りの素敵なところが見えては眩しすぎて、自分は今まで何してきたんだろう…と最初は落ちこむ日々でした。

経理って基本ルーティーンなはずなんじゃ…と混乱するほど、初月から年度末の決算対応や毎月のように導入される新しいシステム、さらに月次業務もチェック量が前職と比べて膨大すぎて、毎月初はパンクしそうなほど頭をフル回転させながら仕事をしています。笑

自分の足りないところが沢山見え、毎日求められることに追いつくのに必死ですが、それでも最近はようやく社内でどんなことが起きているのか分かり始めてきて、楽しくなってきたところです!

フェズに入ってからまず思ったことは、仕事に対してポジティブで仲が良い、そして社員・インターンに関わらず自分の思いを端的にきちんと言葉で話せる人が多いということです。ためになる仕事の仕方や考え方をたくさん共有してくれるので、とても勉強になります。

また、仕事の他に居場所を持っている人が多く、だからこそお互いに尊敬し尊重しあえる環境があり、自由なところも多い分、改めて自分次第で成長できるかが問われる会社だと思います。


これからのビジョン(未来)

年間表彰をいただきました

これまで一貫性のない仕事を経験してきて、私に一貫性なんて無縁だと思っていましたが、今考えると「今興味のあることへのはじめの一歩を早く踏み出す」ことが私の一貫性なのかもしれません。(決して場当たり的という意味ではありません!)

まず気になったらそのことについて調べてみたり、計画を立ててみたり。準備もそれなりに大事だとは思うけど、とにかく実際にやってみるっていうのも悪くないと思うんです。

人との出逢いや色んな情報を受けて自分だってどんどん変わっていくし、変化していくことも当たり前で、その変化をもとに決まる未来は、自分はこうなる!と決まった未来よりずっとワクワクします。そのために出逢った人や物には敏感に反応していたいです。

私みたいに人生の最終的な目標がない人も、仕事に関わらずとにかく興味を持っていることや直近の目標に取り組んでみて、そこからなにかの学びを得られればそれでいいじゃないと思っているし、それはこれからも変わらないと思います。

朝いつもより15分早く起きてみる、とかほんの小さなことでもいいので常になにかを実験をしながら自分にあった生き方を見つけていくことが人生を良い方向に近づける着実な一歩だと思います。


私の今の仕事の目標は、

・経理としてどこでも通用する人になること

・AIにとって代わられる前に、自分の強みをフェズで作ること

です。ここではもちろん直近の目標のために、逆算してやり抜きます!笑

色々な環境で仕事をして思ったのは、自分と合う環境というのは存在するし、その環境にいれば自分の未来はどんどん加速していきます。(もちろん自分次第でできることも沢山あるので環境が全てではないですけどね。)

フェズは様々な働き方や生き方を受け入れてくれる場所だと思います。

他からも必要とされる力を身に着け、いつでも飛び立てるけどここにいたいと思える場所。

私にとってフェズがそんな居場所になる気がしています!

「この仲間と勝ちたい!」と話していた副社長の言葉を胸に、私も上場までの道をフェズのみんなと切磋琢磨しあいながら頑張ります。