こんにちは。広報の真鍋です。
2023年6月1日、島根県出雲市にフェズの新たな広告運用拠点として『出雲オフィス』を開設します。（つい先程発表したプレスリリースはこちら）
今回は、出雲オフィスの業務を統括するアカウントマネジメント部長の根津と、出雲オフィスで業務を担うアカウントマネジメント部オペレーショングループの杉本、荒木にインタビュー。これまでの島根での取り組みから、今後の出雲オフィスの展開、開所にあたっての抱負などを聞きました。
まさに三人三様。「出雲オフィス」に関わるメンバー
―入社前のキャリアとフェズに入社したきっかけを教えてください。
根津：
新卒でグーグル合同会社に入り、2年半ほどGoogle広告のコンサルティング業務に携わっていました。その間、Eコマースを手掛ける企業様の専任チームを立ち上げ、広告のパフォーマンスを上げるのに注力しました。
ただ、当時の日本のEC化率はわずか5％程度（「令和3年度 電子商取引に関する市場調査」経済産業省によると、2021年時点で8.78%）に過ぎず、せっかくなら95％に関わる仕事がしたいと思ったんです。そこで、以前から親交のあった青野さんの紹介で、2018年1月にフェズへ入社しました。入社後は、広告運用部門の統括をしています。
杉本：
私は、メーカーに6年ほど勤めていました。3年間は東京で、3年間は島根で働いていたのですが、いわゆる“製造業”という伝統的な社風の企業でのキャリアに疑問を持ちまして。手に職を付けたいと考えていたときに、ちょうどフェズが島根にサテライトオフィスを構えることを知りました。
島根では、フェズのようなIT企業の求人は少ないんです。これまで経験したことのない、新しいことにチャレンジしてみたいと思いフェズを選びました。2020年4月に入社し、初めはメディア事業に、2年目からは「RMP（リテール・メディア・プラットフォーム）」や「Urumo Ads」の運用業務に携わっています。
アカウントマネジメント部 オペレーショングループの杉本拓也
荒木：
Webデザインの専門学校で学んでいた頃、ちょうど就活を始めるタイミングでフェズの採用担当者と学校で会う機会があって。学校では、Webサイトに掲載するコンテンツをつくるところまでは学べなかったこともあり、できることが広がって面白そうと思い入社を決めました。
2019年4月の島根オフィス立ち上げ時に新卒で入社して、最初は苦労しましたね。社会人としての知識を身に着けるところから、たくさんの方々にサポートいただきました。メディア事業に携わっているときは、コーディングを行うことも。3年目からは「RMP」の運用を担当しています。
ゼロから立ち上げ、全社表彰へ。島根での4年間を振り返る
ーそもそも、なぜフェズは島根にオフィスを開設したのでしょうか？
根津：
2019年当時、フェズは「『消費』そして『地域』を元気にする」をミッションに掲げ、地方創生にも注力していました。代表の伊丹さんが岡山出身ということもあり、地方オフィスの設置を検討していたときに、島根県、中でも大田市がIT企業の誘致にとても熱心だったことから進出を決定しました。
ー実際にサテライトオフィスを開設して、いかがでしたか？
荒木：
立ち上げ当初は、まさに手探り状態でした。毎日、いろんなトラブルが発生していた気がします（苦笑）島根オフィスには、Webメディアの専門知識を持つメンバーがいなかったので、本社メンバーに教えてもらいながら運営していました。
2020年に入るとコロナ禍で在宅勤務体制になったのですが、私たちの場合はそれ以前から東京のメンバーとオンラインで連携して業務を進めていたので、比較的スムーズでしたね。
アカウントマネジメント部 オペレーショングループの荒木奏人
ー4年間を振り返って、印象深かったことは？
荒木：
当時主軸だったメディア事業の売上を、島根オフィスの社員6人で一致団結して拡大させ、2019年度の全社表彰でベストチーム賞をいただいたことです。立ち上げ当初、本当に大変だったので達成感がありましたね。
コロナの影響で、みんなで海外旅行に行くことは叶わなかったのですが、QBR（※）で軽井沢の星野リゾートに行った時のことはすごく思い出に残っています。いつもとは違った環境で、普段社内では話せないようなこともメンバーと語り合うことができ、信頼関係を深めることができました。気温0度で入った温泉は、めちゃくちゃ寒かったけれど本当に気持ちよかったです。
軽井沢でのQBR。みんなで記念撮影
※ QBR：クォータリー・ビジネス・レビュー。フェズでは、4半期に1度（または半期に1度）各部署で振り返りを行い目標設定を行う会を、懇親や慰労も兼ねて社外の施設で実施しています。
新たな広告運用拠点となる「出雲オフィス」とは？
ーいよいよ6月から「出雲オフィス」が新設されます。フェズの中で、どのような役割を担うのでしょう？
根津：
担当していただく業務は、「Urumo Ads」や「RMP」のオペレーション業務です。具体的には、広告運用と呼ばれる、広告の入稿業務やお客様に提出するレポートの集計・作成など、プランナーが作った広告配信設計を実現する仕事です。フェズの収益源となる重要な役割を担います。
今後は、本社スタッフが担当している月次のご請求業務もお任せしていこうと考えています。
杉本：
現在、北海道から沖縄まで全国に在住するアルバイトスタッフ10名がオペレーション業務に携わってくれています。私は、スタッフの管理や「Urumo Ads」の業務フロー整備等も行っています。例えば、プランニングコンサルティンググループから広告の入稿依頼がきたら、スタッフをアサインして指示通りに業務が進むようサポートしています。
荒木：
私は「RMP」に携わっていて、お客様のご要望に合わせた広告配信設計をしたり、アルバイトスタッフと運用業務を行ったりしています。
アカウントマネジメント部長の根津スティーブン遥
―島根県内だけではなく、北海道から沖縄まで各地でアルバイトスタッフさんが活躍されているんですね！
根津：
そうなんですよ。杉本さんや荒木さんが中心となって作り上げてくれたこのチームの活躍によって、「Urumo Ads」運用の生産性は約2倍に、「RMP」運用の生産性は3〜4倍に向上しました。会社の収益性という観点でもインパクトが出てきているんですよ！
荒木：
在宅勤務なので、居住地を問わず業務に携わっていただけますね。リアルで集まるのは難しいですが、お互いを知るためのコミュニケーションの機会は大切にしています。オンラインでランチ会をしたり、匿名のアンケートでメンバーに質問し合ったり。離れていてもチームワークを高めることはできるなと感じています。
杉本：
これから「出雲オフィス」の社員として加わっていただく新メンバーには、将来的には、広告コンサルタント的な仕事やアルバイトスタッフの管理などのチームマネジメントもお任せしていけたらと思っています。
“フェズに島根あり、島根にフェズあり”と言われる存在へ
2023年6月1日開所予定の「出雲オフィス」内装イメージ
―「出雲オフィス」の開所にあたり、今後の抱負をお聞かせください。
根津：
現在東京で行っている広告運用業務の8割を、「出雲オフィス」で行えるようにしていく予定です。お任せする業務の範囲が広がり、フェズで経験を積んだメンバーが、ゆくゆくはフェズを卒業しても活躍していけるくらいの環境にしたいですね。“島根のIT企業といえばフェズ”と言われるくらいの存在感を出していきたい！
杉本：
新たに「出雲オフィス」を立ち上げ、改めて役割を明確にもらえたことがめちゃくちゃ嬉しいんです！まずは、フェズの広告運用業務をほぼ全て担える存在になる、そして将来的には島根県の企業の広告コンサルティング等も手掛けていけたらいいなぁと思っています。“フェズに島根あり、島根にフェズあり”と言われるくらいになりたいですね。
荒木：
島根にはIT企業が少ないんです。以前、広告代理店でインターンをしていたときの経験からも、フェズで手掛けている仕事の規模感やレベル感は、他ではなかなか経験できないと思います。これからもっとできることを増やして、出雲市長からトロフィーがもらえるくらいの存在になっていきたいですね。
こんな人と一緒に働きたい！ご応募お待ちしています！
「出雲オフィス」の開所を心待ちにする杉本（写真左）と荒木（写真右）
―フェズでは、現在「出雲オフィス」で一緒に働くメンバーを絶賛募集中です！応募者へのメッセージをお願いします。
杉本：
この数年間は、とても変化が大きいと思うので、変化を楽しめる方、どういう環境でどういう業務に携わるとしても、前向きに自分で考えて「こうしたい！」と発信できる方は向いていると思います。
これまでの島根オフィスは、意思表示が弱かったと反省しています。「出雲オフィス」では、自分たちがつくっていくという気概を持って取り組んでいきたいですね。未経験の方でも安心して働けるようにサポートしますので、是非一緒に新しい「出雲オフィス」を作っていきましょう！
荒木：
私自身、ビジョンがあってフェズに入社しました。島根では、未経験者でもチャレンジできるIT企業の求人はとても少ないと思います。だからこそ、叶えたい野望や目標がある方には是非チャレンジしてほしいです。
新しいオフィス、死ぬほど楽しみです！「出雲オフィス」になると近くて通いやすいので、毎日出社したいですね！新メンバーと一緒に働けるのを楽しみにしています！
